北海道物産展あり冬に入る
土曜日に買い物をした時は、ししゃもも、いくらも。
でも、今日も出掛けたついでにとろろ昆布と干し貝柱を求めて。
友達に会ったから、すこしおしゃべり。
帰る前に一階で珍しくケーキを買ったり。
つかれていたのかもしれない。
冬弦月e-Taxの話など
花枇杷やもはや届かぬ携帯の
今ごろは関ヶ原あたり大根煮る
一日を歯の痛きまま青セーター
明け方目が覚めて。
動いていたら忘れても、座ればまた痛みを意識する。
そんな風でも、つかれるもので。
夕方、クリニックへ。
少しの治療で、ふぅっと楽になり、
予定通り、夕食は知人ご夫妻と、たのしく美味しく♪
レーザーって、すごい。
歯医者嫌いのわたしが、つくづくそう思う。
さ、明日は名古屋のコンサートへ。
冬薔薇白く耀ひ笑みたまふ
シャンソンの声ふかくして冬浅し
しりとりのいつまで続く落葉かな
さざんかよにもつそろそろとどくころ
クリスマスカラー纏ひし美輪明宏
春からたのしみにして申し込んでいた講演会。
鮮やかなグリーンのコートドレスを翻して、ステージへ。
なんだか、お芝居が始まりそうな錯覚。
出来ればと持って行ったデジカメは禁止‥‥
ま、そりゃそうでしょうが。
で、撮ったのは帰り道、ボストン美術館の下の。
茶の花の咲く道青き幼稚園バス
白菜を洗ふ母の手には似ぬ手
十一月フォスターの歌美しき
小春日の踊りたくなるヴァイオリン
秋のページにも書いたけれど、
これはアンドレ・リューのCDのこと。
DVDも入れて五枚のアルバムだから、よく掛けている。
黄みどりのドレス降誕祭近し
童心に出逢ふ師走のショーウィンドウ
聖樹下に博士は五人羊飼も
忘年会をんなばかりのサンバかな
化粧水数滴を掌に返り花
ヨーグルト作るも三年冬の朝
もう三年以上になる。
毎日ではないから続いているのかもしれない。
カスピ海のとかではなくて、ヨーグルトとも呼ばないらしい。
ケフィアの、作る度に新しい酵母の粉を加える。
そう、美味しいから、飽きないから作るのだと思う。
煌きを見上ぐ名駅十二月
暖房機壊れしままに静かなれば
数日前、リビングのエアコンが動かなくなった。
どうしよう‥‥と慌てたのは最初だけ。
部分的に床暖房があるから、
隣の部屋のエアコンでカバー出来ると気が付いた。
あの、頭だけに暖かい風が吹く不愉快さも、機械音もない。
それに、乾燥し過ぎることもない。
なんだか、十年損をしていたような気もする。
来年の五月まで、このままでいよう。
夏の暑さには、クーラー無しでは済ませないから。
名の木枯る庭師身軽き動きかな
もう、二十年以上のお付き合い。
京都で修行した彼を紹介されての年の暮、
二十代の人なのにと驚いた床しいご挨拶を思い出す。
日本庭園を好む彼に、ここへ越してからは、少し洋風なものを頼んだり。
でも、とにかく、沙羅の花のことをいろいろと教えてもらった。
マンションのこの庭に育ち、あの白い花を咲かせてくれているのだから!
室咲きの花びらボサノヴァ弾む声
初雪やをんなばかりの和やかさ
跳んでる子毛皮の衿のワンピース
白障子四角の皿はわたし作
十月に美濃の工房で作った陶皿が届いた。
ほどこして頂いた色がきれい。
あの日の白障子に映った木の影を思い出す。
そして、わが家には張り替えられたばかりの白障子。
セッションの夜は粉雪に包まれて
クリスマスツリー今宵の主賓たり
外猫のくさめ微かに白き縁
ほのぼのと燭火のゆらぎ聖夜こそ
数へ日や主婦を半分リタイアす
宣言です。
ひとり言でも、宣言です。
もう、年末のもろもろの家事は飽きました。
完璧にと思っても、それは在り得ないと知っています。
必要最小限は致します。
ほんとのところは、もう数年をほどほどに過ごして来ているのですが。
句にしてみたら、
とっても気持が軽くなりました♪
唐梅の葉は黄に髪をカットしに
わたしはあまり美容室へ行きたくない人。
何時からか、BGMも含めてゆったりとできないようになった。
丁寧すぎるシャンプーも好きでないし、パーマも掛けない。
だから、手早くてカットの上手な近くのセンセイが好き。
ずいぶん以前に、オリエンタルホテルのサロンへ行ったことがある。
シャンプー台がタイシルクのベッドのようだったこと、
素敵な香がただよう空間だったこと、
あの優雅な気分が忘れられないのだろうか?
二十余年今年も美しき門松立つ
あんず色のテレビ塔浮く除夜の空
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